日米仏の合同軍事演習 中国国防部が「冷戦時代のメンタリティーの現れ」

日米仏が九州・霧島演習場で行った共同訓練について中国国防部のタン・ケフェイ公式報道官は27日の定期ブリーフィングで言及し、冷戦時代のメンタリティーの現れであり、訓練は中国を標的にして行われたとの考えを示した。
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タン報道官は「航行の自由への支持を繰り返しながら、自らは他国に圧力をかける国がある。これは、冷戦時代のメンタリティと陣営対立の現れであり、平和の維持、発展、協力の促進という世界の潮流に真っ向から逆らうことである」と述べている。

タン報道官は、中国は平和外交政策を堅持し、世界の安全と安定を維持しつつ、「関係国がパンデミック対策に協力し、地域の安全保障問題を少しでも起こさなくするように行動することを期待している」とまとめた。

5月11日から17日、日米仏の軍部は九州で共同訓練を実施した。3か国の軍艦が豪州海軍のフリゲート艦とともに東シナ海で上陸戦および対潜戦の策定を行った。

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