新型コロナウイルス

新型コロナウイルスが血液から脳に侵入するメカニズムが明らかに

スウェーデンのルンド大学の学者らは、新型コロナウイルスが毛細血管の壁細胞に感染し、脳やその他の部位の間の障壁を不安定化する可能性があることを発見した。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、これによって神経系内に侵入することができるという。プレプリントサーバーbioRxivに論文が掲載された。
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新しい研究では、ルンド大学のクリスチャン・ピエトラス教授が率いる生物学者らが、コロナウイルスがヒトの脳に侵入する可能性のあるチャネルの1つを特定した。学者らは、新型コロナウイルス感染症によって死亡したスウェーデンの高齢者6人の脳の断面図を調べた。

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学者らは「死亡した患者の脳の断面図において、新型コロナウイルスが細胞に感染するために使用するACE2タンパク質をその周皮細胞(ペリサイト)が大量に産生した患者の脳にのみウイルスが侵入したことを発見した。これらの細胞の死は、脈管系と脳の間の障壁を不安定化し、ウイルスがその内部に侵入することを可能にする」と発表した。

新型コロナウイルスは、肺だけでなく、鼻粘膜、食道、血管、心臓の細胞にも感染する。この特徴は、多くの患者が嗅覚を失い、消化器系や循環器系の機能障害をきたす理由を説明している。

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