新型コロナウイルス

中国当局 新型コロナ用ワクチンの副作用を発表 12月以降3万1000件

中国の疾病予防コントロールセンターが新型コロナ用ワクチン接種による副作用の件数を発表した。同機関によれば29日までに約3万1000件が報告されているという。産経新聞が報じた。
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中国ではワクチンの接種回数が今月23日までに5億回を突破している。中国当局は、今回のデータ発表により、国内外で中国製ワクチンの安全性をアピールする考えだとされる。中国メディアの報道によれば、昨年12月15日から今年4月30日までに報告された副作用の件数は3万1434件で、10万回あたり11.86件となる。

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副反応に関しては、一般的な反応(発熱や腫れ)が2万6078件で、異常反応は5356件、重い症状は188件とされる。

また、中国製薬企業シノファームは29日までに傘下企業が開発した2種類のワクチンの治験結果について有効性がそれぞれ72.8%と78.1%だったと米国の医学誌で発表している。

中国を代表する疫学者である鍾南山氏は、中国の新型コロナウイルスワクチンの接種率は2021年末までに約80%に達する可能性があるとの考えを示した。

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