新型コロナウイルス

新型コロナ用ワクチンを常温で放置 1044回分が廃棄に 福岡県大牟田市

福岡県大牟田市の病院で、新型コロナウイルス用ワクチン1044回分が常温で放置されたことから廃棄されることになった。NHKが報じた。同ワクチンは医療従事者への摂取が予定されていた。
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大牟田病院によれば、28日に医療従事者への接種のためワクチンが超低温冷凍庫から出されたが、一部が運ばれたものの、残りが約3時間にわたり放置された。同ワクチンはファイザー社製で、解凍後、2時間以内に薄める措置が必要だという。

ファイザー 2021年末にも希釈不要で保存温度マイナス20度のワクチンが開発
病院側は記者会見を行い、川崎病院長が事態について陳謝し、再発防止に努めると述べた。

同日、厚生労働省が発表したデータにより、20道府県で病床使用率が50%超となりステージ4相当であることが明らかとなった。

28日、日本の厚生労働省は、国内で接種が実施されているファイザーのワクチンの対象年齢を12歳以上まで引き下げる見通しを発表した。

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