どれだけ温暖化を抑えられるのか ロシアの気象学者が解説

世界の気温が今後5年間で気候値を1.5度上回る可能性があるということは、人類がまだ地球の気候変動を遅らせることができていないことを意味する。ロシア気象センターのロマン・ヴィリファント氏が指摘している。
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同氏は、「2021年から2025年にかけて、地球の気温上昇を1.5度以内に抑えることができない可能性は非常に高い。気温を維持するためには、大気中に排出される二酸化炭素を削減するための対策を強化する必要がある」と説明している。

ヴィリファント氏は、これまでのところ人間の努力は不十分だと指摘している。地球の大気中の二酸化炭素濃度は上昇していることから、気候変動はさらに加速している。同氏によると、排出される二酸化炭素の増加を止めることができれば、人類は気候に与える影響を減らせるとの希望を持つことができるという。

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