同CEOは、「私たちは世界中でロシア製ワクチンに対する需要が実際に高まっていると見ており、それは効果や安全性の面から素晴らしい結果が示されていることに関連している。そして大切なことは、そのことをロシアのデータだけが示しているのではなく、同ワクチンを使用するメキシコやアルゼンチン、ハンガリー、他の国々のデータでも示されていることだ」と指摘した。
ワクチン「スプートニクV」の安全性に関する公式データは、接種に関連した有害事象のケースがないことに示している。また、ワクチン接種に起因する死亡例や脳静脈血栓症なども発生していない。
「スプートニクⅤ」は世界66か国で承認されており、すでに32億人超に接種されている。
2月2日、科学誌『The Lancet』が、高い効果と安全性が認証されたロシア製の新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」の臨床実験の第3フェーズの結果を公表した。製薬の効果は91.6%とされ、60歳以上の治験者では91.8%だった。また、同ワクチン接種後の新型コロナウイルスに対する抗体は98%の治験者で確認がされた。
関連ニュース