北朝鮮、米韓ミサイル指針の撤廃を非難=朝鮮中央通信

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、今月行われた米韓首脳会談で、韓国のミサイル開発制限の指針を撤廃することで両者が合意したことについて非難した。朝鮮中央通信が31日に発表した記事で述べられている。
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記事では「これは北朝鮮に対する執拗な敵対視政策であり、恥ずべき二枚舌を明確に示すものだ」と示されている。また、韓国政府のこうした動きについて「朝鮮半島の情勢を激化させている張本人が誰なのかを示している」と指摘されている。

今月21日にホワイトハウスで行われた米韓首脳会談で、ジョー・バイデン米大統領と韓国の文在寅大統領は、韓国のミサイルの射程や弾頭の重量などを制限してきた指針を撤廃することで合意した。

韓国と米国 ミャンマーの軍事行動を非難

米韓は韓国軍の弾道ミサイルについて2012年、射程制限を300キロメートルから800キロメートルに延ばすことで合意。また、射程800キロメートル未満のミサイルに搭載できる弾頭の増量を規定した。2012年まで、米韓ミサイル指針では、韓国のミサイルの射程は300キロメートルを超えることはできず、弾頭の重さも最大500キログラムまでに制限されていた。

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