福島原発1号機、格納容器の水位低下 再び注入量増やす措置

東京電力福島第一原子力発電所の1号機で格納容器の水位が低下している問題で、東京電力は30日より、水位が基準を下回ったため再び注水量を増やす措置をとっている。31日、日テレNEWSが報じた。
この記事をSputnikで読む

原発事故が発生した福島第一原発の1号機では燃料デブリを冷却する注水が行われているが、ことし2月13日に福島県沖で発生した最大震度6の地震以降、格納容器内の水位が低下する問題が発生している。

東京電力は30日、水位が基準を下回ったと判断。注水量を毎時3.1トンから4トンに増やす措置を取った。

注水量を増やすのは地震以降、今回で3度目となる。 また、原子炉格納容器温度や敷地境界モニタリングポスト等に有意な変動はなく、外部への影響がないことが確認されたという。

なお、水位低下の原因は明らかになっていない。

関連記事

コメント