2つの町に市民がリアルタイムで交流できる窓=「ポータル」出現 欧州

リトアニアとポーランドのある都市で、市民らがリアルタイムで別の国の市民の様子を覗き込み、交流することのできる一種の窓が公共の場に登場した。「ポータル」と名付けられたこの窓は将来、他の国にも設置される。「ポータル」プロジェクトのウェブサイトが明らかにした。
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リトアニアのヴィリニュス市とポーランドのルブリン市に設置された「ポータル」とはカメラ付きの大画面。これを通じて両都市の市民はリアルタイムで交流が行える。プロジェクトの主催者らの狙いは、世界のさまざまな地域の人々に「一体感とは何かを再度意味づけ」してもらうことにある。

「ポータル」の形にクリエーターらはSFのシンボルとしてよく使われる「円」を選んだ。この形状も最小限度に簡素化されたデザインは未来の都市のイメージにぴったり。

現在、このほかにヴィリニスとアイスランドのレイキャヴィーク、そしてヴィリニスとロンドンを結ぶ別の「ポータル」の設置作業が進められている。今後、組織側はこうした「ポータル」を世界各地に多く設置し、これにより異文化の市民らを結びつけたいと考えている。

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