米国政府、北極自然公園での化石燃料掘削計画を停止

米国政府は北極野生生物国家保護区で行っていた化石燃料の掘削に関する計画を停止した。内務省が発表した。
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アラスカ州に広がる北極野生生物国家保護区は米国最大の自然公園で、その面積はおよそ8万ヘクタールに達する。この自然公園では、原油や天然ガスといった資源の埋蔵が確認されている。米国では過去数十年にわたって、自然公園で掘削を行うことが許容されるかどうかについての議論が行われてきた。 

この自然公園は保護区であるほか、自然公園の地理的環境から、大規模な事故が起こった場合の対処に懸念が示されていた。

​トランプ政権では掘削に向けた土地の借用作業が進められていたが、詳細な分析が完了するまで、計画は停止されることとなった。

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