イラクで「黒いカビ」発症 少なくとも2人死亡 コロナ背景に

イラク南部ジーカール県で、「黒いカビ(真菌)」として知られる真菌感染症「ムーコル症」によって少なくとも2人が死亡した。TVチャンネルRudawが、地方保健局のアンマール・アル=ザミリ氏を引用して報じた。
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Rudawによると、アル=ザミリ氏は「ナーシリーヤ(ジーカール県の県都)で、黒いカビの感染事例が4例および死亡事例が2例確認された。両事例ともに、新型コロナによる合併症に関連している」と述べた。

インドにおける真菌感染症とコロナウイルスの状況はどれほど深刻なのか?
ムーコル症は、真菌によって引き起こされる感染症。環境中の真菌胞子と接触した人、または真菌が切り傷、引っかき傷、または火傷によって皮膚にできた開口部から侵入して発症する可能性がある。糖尿病患者や、新型コロナウイルス感染症などの病気で免疫力が低下した人がかかりやすい。

先に、エジプトでもムーコル症の患者が確認された。 なお、インドではムコール症の患者数がすでに1万1000人を超えている。複数の州などがムコール症の流行を宣言した。

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