バイデン大統領、米国にとって最大のテロ脅威を挙げる

米国のバイデン大統領は1日、南部オクラホマ州タルサを訪問して演説を行い、白人至上主義者が米国にとって最大のテロの脅威だと指摘した。ABCニュースが報じた。
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バイデン氏は「我われは、憎悪に避難所を提供することはできず、提供すべきでもない。白人至上主義運動のテロ活動は、今日、祖国にとって最も致命的な脅威だ。『IS』(ダーイシュ、イスラム国)でも『アルカイダ』でもなく、白人至上主義運動だ」と述べた。

ABCニュースによると、バイデン氏は、100年前に白人暴徒による黒人虐殺事件が発生したタルサ市グリーンウッド歴史地区を訪れた。現職の米大統領がタルサを訪れるのは初めて。1921年、タルサで米国史上最悪の人種暴動が発生した。

以前、バイデン氏は、白人至上主義者について「精神を病んだ危険な人々」と指摘した。同氏によると、バイデン政権は白人至上主義の人気の高まりに対する元軍人および元警官の影響を調査する。

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