新型コロナウイルス

イーロン・マスク氏 チップ不足をパンデミック時のトイレットペーパー「不足」に例える

米電気自動車メーカー「テスラ」のイーロン・マスク氏は、投稿したツイートで、マイクロコントローラー(電子部品に使われる集積回路のひとつ)が世界中で不足しているという問題を、パンデミック時のトイレットペーパー不足に例えている。
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マスク氏は、「最大の問題は、(部品の)サプライチェーン、特にマイクロコントローラーのチップだ。(編集部注:チップ不足を恐れるあまり、すべての企業が過剰に注文してしまっている。)トイレットペーパー不足の時のようなものだが、今回のスケールはかなり大きい」とツイッターに投稿。このトイレットペーパー不足とは、2020年に新型コロナウイルスが大流行した際に、シリアルや缶詰、トイレットペーパーなどの製品の需要が急増したことを指していると思われる。

​新型コロナの感染拡大の中、ハイテク機器への需要が高まっているのを背景に半導体が不足している。半導体不足の理由として、世界の多くの国で第5世代移動システム(5G)への移行を進めていることや、パソコンやスマートフォンなど半導体を利用する製品の増産が挙げられる。

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