日本が無償提供した新型コロナワクチン、台湾に到着 

日本政府が台湾に無償提供した新型コロナウイルスワクチンが4日、台湾に到着した。日本のマスコミが報じた。
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日本の茂木外相は3日の参院外交防衛委員会で、日本政府は台湾への新型コロナウイルスワクチンの提供を6月中に実施する方向で調整を進めていることを明らかにしていた。

報道によると、日本が提供したアストラゼネカ製のワクチン124万回分が4日、台湾の空港に到着した。

台湾の新型コロナウイルスの感染状況はここ数週間で急激に悪化している。

毎日新聞は、日本からのワクチン提供に対して「台湾の市民から感謝の声が相次いでいる」と報じている

NHKによると、茂木外相は4日の閣議後の記者会見で「ワクチンは日本時間のきょう午後4時前に台湾に到着する予定だ。東日本大震災の際に台湾の方々からいち早く多くの義援金を送ってもらったことは鮮明な記憶として残っている。台湾との重要なパートナーシップや友情も踏まえた今回の提供だ」と述べた。

台湾の蔡英文総統は先月28日、ツイッターに「台日の絆は、ワクチンが人々に免疫力を与えるように、民主主義国家同士が協力を通じてお互いのガバナンスを強化できることを示しています。困難な時代を、支え合ってともに切り抜けようという姿勢がこれまでにも増して鮮明になったとうれしく思っています。その深い友情に、心から感謝します」と日本語で投稿していた。

共同通信によると、中国政府は4日、日本から新型コロナワクチンの提供を受け入れた台湾を非難した

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