毎日新聞は、日本からのワクチン提供に対して「台湾の市民から感謝の声が相次いでいる」と報じている。
NHKによると、茂木外相は4日の閣議後の記者会見で「ワクチンは日本時間のきょう午後4時前に台湾に到着する予定だ。東日本大震災の際に台湾の方々からいち早く多くの義援金を送ってもらったことは鮮明な記憶として残っている。台湾との重要なパートナーシップや友情も踏まえた今回の提供だ」と述べた。
台湾の蔡英文総統は先月28日、ツイッターに「台日の絆は、ワクチンが人々に免疫力を与えるように、民主主義国家同士が協力を通じてお互いのガバナンスを強化できることを示しています。困難な時代を、支え合ってともに切り抜けようという姿勢がこれまでにも増して鮮明になったとうれしく思っています。その深い友情に、心から感謝します」と日本語で投稿していた。
共同通信によると、中国政府は4日、日本から新型コロナワクチンの提供を受け入れた台湾を非難した。