バージニア州では7月1日よりマリファナ発見のため犬の嗅覚を利用する捜査を禁ずる法律が施行される。今後、同州の住民らは娯楽目的にマリファナが1オンス(約28グラム)まで所持することが可能となる。一方で、これまで訓練を受けた探知犬は引退となる。犬たちはそれがマリファナだろうが、他の別の何かであろうが、同じ様にあらゆる麻薬に反応するよう訓練を受けている。
マサチューセッツ州警察の「警察犬」部門К-9責任者であるボブ・ギラン氏によれば、通常、麻薬密売人は、裁判で警察犬は合法麻薬に反応したのであって、捜査は違法なものだと主張するため、マリファナを他の種類の麻薬と一緒に持ち運ぶのだという。
引退する13匹の現地の警察犬たちは専門員に引き取られた。一方で警察は、新しい警察犬の募集を行い、禁止物にだけ反応するよう訓練を行なっている。
去年の10月の選挙イベントでは、バイデン大統領は当選した際は大麻の非犯罪化を可能にするとの考えを明らかにした。
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