ロシアで、積層プラスチックの加工技術が開発される

ペルミ国立研究工科大学は、廃水を効果的に浄化する炭素成分を得ることができる積層プラスチックの加工技術を開発したと発表した。
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大学は、同大学の学者グループが、炭素系吸着剤を得るための積層プラスチックの加工方法を提案したと発表した。これは溶解した石油製品や有毒化合物からなる廃水の浄化に使用することができるという。

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積層プラスチックには、布地、紙、木材チップなど、さまざまな材料が含まれている。積層プラスチックは現在、固形廃棄物の処理場で焼却されたり加工処理されており、その過程において環境に有害な物質が放出されている。

学者らは代替案として、無酸素状態で廃棄物の分解が起こる低温熱分解を用いることを提案した。

学者らは、これによってプラスチックは液体を浄化するための効果的なフィルターであるガスと炭素沈殿物の複数の成分に分解されると考えている。

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