中止の判断は7日、大野元裕県知事が会見で明らかにした。
発表によると、埼玉県と組織委員会は大会中に開催するイベントを巡っては、感染拡大を考慮した結果、ことし4月にパブリックビューイングのみを実施する判断を下していた。しかしその後も感染状況が収束しないことから、パブリックューイングの中止も決定したという。
大野知事は会見で「本来ならば皆さんに集まっていただき感動や興奮を共有する場を提供したかったが、今はその目的が達成できるとは思えない状況。主催者として判断せざるをえなかったが、大変残念な気持ちだ」と述べた。
パブリックビューイングは7月31日から8月8日にさいたま市のソニックシティで、8月28日から9月5日に朝霞市の総合体育館でそれぞれ実施し、のべ約1万1千人の来場を想定していた。
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