投与ミスが起きたのは6月4日、セビリア県ゲルベスにあるカレッジで、医療関係者は6倍に希釈しなければならないアンプルの中の薬剤の全液をひとりの患者に誤って使用してしまった。こうした結果、8人に通常の6倍の濃度のワクチンが投与された。
先日、ドイツ、イタリアでも類似した投与ミスが発生している。3月にチリで6か月の乳児に誤って中国開発のシノバックのワクチンが投与されていた。4月にはフランスでワクチン接種にきた140人もの市民に誤って生理的食塩水が投与されている。同じような事故は5月に日本の生駒市でも起きている。
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