米当局、コロニアル・パイプラインの身代金から230万ドルを回収= FBI

米当局は、5月に発生した米パイプライン最大手コロニアル・パイプラインへのサイバー攻撃事件について、ハッカー集団に支払った身代金のうち 約230 万ドルを仮想通貨で回収することに成功した。7日、米連邦捜査局(FBI)が発表した。
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コロニアル・パイプラインのジョゼフ・ブラウント最高経営責任者(CEO)は以前、同社がランサムウェアに440万ドル(約4億8000万円)相当をビットコインで支払ったことを認めた。

FBIはツイッターに「司法省は、ハッカー集団に支払った約230万ドル(約2億5千万円)の仮想通貨を押収した」と記した。当局は、身代金の一部の63.7 ビットコインを押収したという。

​司法省は7日、コロニアル・パイプラインがハッカーに支払った身代金の大部分を突き止め、回収に成功したと発表した。FBI はハッカー集団「ダークサイド」が用いたビットコインウォレットを傍受したと伝えられた。

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パイプラインに対するサイバー攻撃

米精油製品パイプライン最大手の「コロニアル・パイプライン」は5月7日、同社システムがサイバー攻撃にあったことを発表した。

ホワイトハウスは攻撃はロシアから行われた可能性があると断定したが、ロシアは関与を否定している。バイデン米大統領はプーチン大統領とサイバー犯罪対策の共通ルールについて話し合う意思を表明している

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