46年前に失くした財布が持ち主に返される

米カリフォルニア州のある女性に元に46年前に失くした財布が届けられた。この稀有なストーリーをPeople誌が報じた。
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1975年、当時19歳だったコーレン・ディスティンさんは映画館で財布を失くしてしまった。財布には200ドル分のチェックと家族の写真が入っていた。紛失に気づいたのはディスティンさんが家に帰った時で、きとバッグから床に落ちたのだろうと思い、映画館に問い合わせたが財布の届け出はなかったと言われた。

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People誌によれば、紛失から46年が経って、その財布は見つかった。発見したのは2021年、映画館の修復の際に作業員として働いていたトム・スティーブンさん。財布はなんとキャンディーの包み紙やチケットの破片、清涼飲料水の瓶のゴミに混じって建物の地下に隠れていた。

落とし主を見つけるのは不可能かに思われたが、People誌はインターネットが助けてくれたと書いている。スティーブンさんは財布の中にあった古い写真、1973年の「グレートフル・デッド」コンサートのチケット、ディスティンさんの名前の入った、1976年に失効した免許書など、持ち主を特定するために必要なあらゆる情報をFacebookに掲載した。ユーザーはコメント欄に積極的に書き込み、情報を友人らに何千回もシェアした。このおかげで情報はわずか2時間で落とし主のディスティンの元に届き、ディスティンさんは学友や亡き母親の写真に再会することができた。

先日も25年前に紛失した財布が発見者の男性によって持ち主の元に返されたニュースをスプートニクが報じている

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