新型コロナウイルス

EUのコロナワクチン接種電子証明書 すでに100万人以上が取得 試験運用開始から1週間

6月1日からEU(欧州連合)諸国では「デジタルCOVID証明書」の発行が試験的に始まっており、現時点で圏内の100万人以上が証明書を取得している。ストラスブールで行われている欧州議会の本会議で8日、レインダース法務担当欧州委員が明かした。同システムの正式な運用は7月1日から開始される。
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「欧州委員会は6月1日、証明の信頼性をチェックできるEUポータルサイトを立ち上げた。一部加盟国ではすでに証明書の発行を開始しており、100万人以上が取得した。現時点で取得していなくても今後数週間から数カ月のうちに取得することになる」と語った。

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同時に、欧州委員会はEU圏非加盟国と連絡をとり、各国のシステムと欧州の電子証明システムとの互換性について協議を調整しているという。

6月1日以降、電子証明書の発行を開始したのはブルガリア、ドイツ、ギリシャ、デンマーク、ポーランド、クロアチア、チェコの7カ国。証明書は無料で、電子媒体でも紙媒体でも入手可能。EU域内の移動制限の緩和につながると期待されている。

これより前、欧州連合(EU)では7月1日より3種類のコロナウイルス証明書が発行されると報じた。

日本政府は先日、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書の導入について総合的に検討すると発表した。


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