8日午前9時55分ごろ、ネットワーク関係のソフトウェアで不具合が生じ、ATMでキャッシュカードや預金通帳が取り込まれる被害が発生した。
午後10時5分ごろには復旧したが、その10分間で通帳やキャッシュカードの取り込み被害が103件、正常に取引できなかったケースが188件確認されたという。また、障害が起きたATMは最大で276台に膨らむ可能性がある。
同行はATMに取り込まれたままの通帳やキャッシュカードについて「ご不便をおかけし深くおわびする」と陳謝したうえ、顧客と連絡を取って順次返却を進めるという。
同様の大規模システム障害は、ことし2月にみずほ銀行でも発生した。全国各地の5395台のATMのうち4318台が一時利用できなくなったほか、ネットバンキングの一部取引も停止した。
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