フィリピン 他人にコロナを意図的に感染させた場合、殺人と見なされる

フィリピンのドゥテルテ大統領は8日のテレビ演説で、新型コロナウイルスへの感染を知りながら、隔離に関する規則を守らずに他人に感染させ、死に追いやった場合、これを殺人とみなす案に同意したことを発表した。フィリピンの放送局ABS-CBNが報じた。
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ABS-CBNによると、これを提案したサルバドール・パネロ大統領主席法律顧問は「新型コロナウイルスに感染していることを知った上で自己隔離に違反して外出し、他人に感染させ、その結果、その人物が死亡した場合、これは意図的な殺人だ」と述べた。ドゥテルテ大統領は、この立場に同意したという。

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ABS-CBNは、ドゥテルテ大統領は以前からすでに、隔離措置に違反したり、大規模なイベントの参加者を刑務所に収監すると警告していたと報じている。

国際統計ウェブサイトWorldometersによると、フィリピンの新型コロナウイルスの累計感染者数は127万人超、回復者数は119万人超、死者数は2万1900人。

先に「スプートニク」は、フィリピン政府が提供する数種類の新型コロナウイルスワクチンについて、ドゥテルテ大統領は国民がワクチンを選択することを禁止したと報じた。

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