新型コロナウイルス

コロナワクチンを故意に処分した元医療従事者に有罪判決、禁固3年=米ウィスコンシン州

米ウィスコンシン州にある医療機関「オーロラ・メディカル・センター」の元職員はおよそ600回分の新型コロナウイルスワクチン(米モデルナ社製)を故意に処分した罪で、禁固3年の実刑判決を受けた。
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スティーヴン・ブランデンバーグ被告は2020年12月末、モデルナ社製のワクチンを冷凍庫から取り出し、2昼夜にわたって常温で保管していたという。被告はその後、ワクチンを冷凍庫に戻した。これらのワクチンは翌日の接種で使用され、少なくとも57人がこのワクチンを接種した。

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先にブランデンバーグ被告は自らの罪を認め、特にモデルナ社製のワクチンに対して懐疑的な姿勢を保っていたことを明らかにした。 

被告はワクチンの効果を疑問視しており、少なくとも過去2年間にわたってそうした発言を自らの同僚に行っていたという。

ウィスコンシン州の治安当局は12月31日にブランデンバーグ氏を逮捕した。被告が処分したワクチンの数は500回分を超え、その被害総額は 8000ドルから1万1000ドルに達する。 

​治安当局によると、被告はワクチン陰謀論を支持しており、新型コロナウイルスのワクチンは人体に悪影響をもたらし、ヒトのDNAを変える可能性があると信じていたという。

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