同外相は、9日に開催された専門家フォーラム「プリマコフ講座」で以下のように述べた。
「ロシアのみならず多くの国々は、西側諸国の代表者たちが事実に基づく誠実な対話を行う準備ができておらず、可能性大の精神で行動することを好むという事実に直面している。これでは、意見の相違を解決する手段としての対話という考え方そのものに対する信頼性がそこなわれてしまう。」
さらにラブロフ氏は、ロシアは平和的な変化の継続を積極的に推進するが、世界の舞台で特権的な地位を確保したいという集団的な西側の願望を無視することはできないと語った。
また同氏は、米国は中距離核戦力全廃条約のモラトリアムについて欧州で誠実に話し合うことを拒んでおり、ロシアは欧米との現実的な関係に関心があると述べた。
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