新型コロナウイルス

児童労働 過去4年間で840万人増加=国連

国際労働機関(ILO)と国連児童基金(UNICEF)は10日、児童労働に従事した子どもの数は過去4年間で840万人増加し、1億6000万人に達したと報告書で発表した。また、新型コロナウイルスのパンデミックが経済に影響を与えたことから、児童労働に従事する子どもの数は2022年末までに900万人増える可能性があるという。
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両機関の専門家は、「働く子どもの数は1億6000万人に上り、過去4年間で840万人増加した。児童労働撲滅活動の進展は20年ぶりに停滞している」と強調している。

報告書によると、働いている子どもの半数以上が5〜11歳で、この年齢層で最も多く増加した。また、身体的・精神的に危険な仕事に従事する子どもたちの数は7900万人に上ることが分かった。

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