報道によると、中国の王毅外相と韓国の鄭義溶外相が9日、電話会談を行った。韓国の聯合ニュースは10日、韓国外交部を引用し、両外相は会談で、両国関係や朝鮮半島問題、地域・国際情勢などについて議論したほか、英国で11~13日に開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)についても意見交換したと報じた。韓国はG7サミットに招待されている。
日本のテレ朝newsは中国外務省の発表を引用し、中国の王外相は電話会談で、米国が進めるインド太平洋戦略について、地域の平和や安定に不利益だとして断固反対する立場を表明し、「正しい立場を堅持し、他国の意見に同調すべきではない」と韓国を牽制したと報じている。
また日テレNEWS24は韓国外交部を引用し、韓国の鄭外相は「米中関係が安定的に発展することを望む」と述べたと報じた。
関連ニュース