同報道官は、「在日ロシア大使館と在札幌ロシア総領事館は、ロシア国民の法的権利と利益を守るため、初日から事態を完全に掌握し、アムール号の乗組員や船主、地元の関係当局と常に連絡を取り合っている」と述べた。
さらにザハロワ報道官は、ロシア連邦は、日本当局がアムール号と日本の漁船との衝突に関して先入観にとらわれない調査を行うことを期待していると述べた。
事故は、5月26日午前6時40分ごろ、北海道紋別市の紋別港の北東約23キロの海上で発生した。この事故により、北幸丸の乗組員5人のうち3人が死亡。2人は救助され、生命に別条はないという。在日本ロシア総領事館の発表によれば、貨物船アムールは事故後、紋別港に向かった。アムールはユジノ・サハリンスクで登録されているサハリンの水産加工会社「アムールスコエ」が所有していた。
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