「選択的夫婦別姓」慎重派の自民議連 旧姓の通称使用拡大を公約に

選択的夫婦別姓制度の導入に慎重な日本の自民党議員で作る議員連盟は11日、総会を開き、結婚前の旧姓の通称使用を拡大するべく、戸籍に旧姓を通称として記載できるよう法改正を求める決議を採択した。NHKが報じた。
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決議では選択的夫婦別姓の導入について、親子で別姓になることで子どもに悪影響が及ぶ懸念を考慮し、冷静かつ慎重な議論を行わなければならないとした。

そのうえで、結婚前の旧姓の通称使用を拡大するため、戸籍に旧姓を通称として記載できる制度を新設し法的な根拠を担保するための法改正を行うとともに、次の衆議院選挙の公約に明記するよう求めている。

選択的夫婦別姓の制度導入をめぐっては、党内で賛成派と慎重派で意見が対立しており、作業チームを設けて議論を進めている。

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