同通信によると、宮坂容疑者は通商代表部だけでなく、在日ロシア大使館関係者も含めた約15人のロシア政府関係者と接点があったという。
ロシア側からは、米国の宇宙船「ドリームチェイサー」やスペースシャトルに近い無人宇宙機「X37B」に関する文献を求められていたことも明らかになった。
スプートニク通信ではこれより前、神奈川県警が10日、同県在間市在住の調査会社経営、宮坂和雄容疑者(70)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕したことを報じた。警察の発表によると、宮坂容疑者は軍事技術に関する文献を不正入手し、過去30年間で複数のロシア通商代表部職員に提供したという。同容疑者は約1千万円を受け取ったと供述している。