北朝鮮の金正恩総書記 K-POPをガンに例える

北朝鮮の金正恩総書記が、隣国韓国のK-POP(韓国音楽)を「攻撃的なガン」と例えたことが分かった。米ニューヨーク・タイムズ紙が、北朝鮮のマスコミを引用して報じている。
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金総書記は、K-POPは北朝鮮の若者の「服装、髪型、言動」に悪影響を与えていると指摘したという。

韓国の音楽や映画は、北朝鮮国内で違法な方法で広がっている。ある密輸業者は、「若者は、金正恩に対して何の義務もないと思っている。金正恩は、自分の王朝の基盤を失いたくなければ、若者に対するイデオロギー的なコントロールを回復させる必要がある」と語っている。

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北朝鮮では2020年12月、韓国の娯楽コンテンツを視聴・所持した場合、収容所で最長で15年間の労働を課す新しい法律が成立した。

同紙によると、韓国の娯楽コンテンツを北朝鮮に密輸した場合、死刑などのより厳しい罰を受ける恐れがある。また、韓国式で「話したり、書いたり、歌ったり」した場合は、強制収容所に送られ、最大で2年間収容される可能性があるという。

2015年、韓国政府は北朝鮮の核実験に対抗し、金正恩総書記の誕生日への「贈り物」としてBIG BANGなどの韓国ポップ歌手の楽曲を非武装地帯で流した。これは、韓国人が北の隣人に自分たちの文化の成果を紹介するために行われた。

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