新型コロナウイルス

コロナによる死者数のピークはこれから=専門家

新型コロナウイルスの2021年における死亡例はすでに2020年の水準を上回り、危機脱却の見通しはいまだ立っていない。米ジョージ・メイソン大学システム生物学部のアンチャ・バラノワ教授がリアノーボスチ通信の取材に応じた中で明らかにした。
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世界では2021年6月の時点で、新型コロナウイルスの感染による死者数がすでに2020年全体の死者数を上回った。 

新型コロナにより人類の平均寿命が最大2年減

バラノワ教授によると、ウィルスの危機から人類がいつ脱却するのか、見通しは未だ立っていないという。2021年の状況からも明らかな通り、回復傾向は見られない。 

感染者数、死者数ともに2020年の水準をすでに上回っていると言う。

バラノワ教授は取材の中でこう発言した。

全てはワクチン接種の成果にかかっている。米国は途上国にワクチンを無償で提供し始めたが、これは正しい決定である。ワクチン接種は1カ国の問題ではない。全世界を接種する必要がある。そうしてのみ、我々は自らの防衛に成功する。ウイルスが持つ最大の害は我々が不調に苦しむことではなく、コロナウイルスを引きずり、長期的に患うことにより、全力で経済活動を進められず、そうこうするうちに定年を迎えてしまうということだ。

教授によると、人類はコロナウイルスの影響を今後20年間にわたって引きずる事になるという。

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