乳児に多い「RSウイルス感染症」 日本で急増

NHKによると、日本では今年、乳幼児に多い急性呼吸器感染症「RSウイルス感染症」の患者が急増している。
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日本の厚生労働省によると、RSウイルス感染症とは、RSウイルスによる急性呼吸器感染症で、乳児期の発症が多く、特徴的な病像は細気管支炎や肺炎。

NHKが日本の国立感染症研究所を引用して伝えたところによると、5月30日までの1週間に、日本全国およそ3000の小児科の医療機関で7818人がRSウイルス感染症と診断された。3年前の感染者は949人、一昨年は1028人、去年は13人だったという。

2歳までにほぼ100%の子どもがRSウィルスに少なくとも1度は感染するとされている。日本ではここ数年、夏以降に感染が広がっていたが、去年は年間を通して流行しなかったという。

NHKは、新型コロナウイルス対策でマスクをする人が多くなったことや、保育園の休園などで去年は感染が広がらなかった結果、多くの子どもが免疫を持っていないことが影響しているとみられていると報じている。

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