14日、ベルギー・ブリュッセルでのNATO首脳会議後に行われた記者会見で、バイデン氏は「ウクライナのNATO加盟は、基準を満たしているかどうかにかかっている。NATO加盟計画が採択されるには、汚職の問題を解決するだけでなく、他の基準も満たす必要がある」と述べた。
また、バイデン氏は、ウクライナのNATO加盟は他の加盟国の投票結果にかかっていると強調した。
ウクライナ東部の情勢がNATO加盟を不可能にするかどうかという質問には「ノー」と答えた。
バイデン氏は、ウクライナがすべての基準を満たしていることについて加盟国から承認を得る前に、米国は「国が安全を確保できる」よう可能な限りのことをすると強調した。
14日に行われたNATO首脳会議では、ウクライナとジョージアの加盟を支持し、改革を継続する必要性を宣言したものの、加盟の時期については言及されなかった。
先に、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とバイデン大統領の会談が、7月末にワシントンで予定されているとの発表があった。
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