コーツ委員長は15日早朝、羽田空港に到着。出迎えた記者によると、コーツ氏はメディアの質問に答えずに東京都内のホテルへ向かう車に乗り込んだ。
コーツ氏は3日間の隔離期間を経たあと、新型コロナウイルス感染拡大防止の行動規則に従いながら、五輪に向けて現場での最終的な準備に当たることになる。
5月の記者会見で、コーツ氏は緊急事態宣言が出されていても東京大会は開催できるという考えを示し、波紋が広がっている。どのようなメッセージを発信するかも注目されている。
一方、IOCのトーマス・バッハ会長は、大会の開幕に合わせて7月中旬に来日する考えを明らかにしている。
IOCのクリストフ・デュビ五輪統括部長は9日、東京五輪に入場できる日本在住者の観客数の上限について、6月末までに決定することを明らかにした。
また、日本政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は4日、日本政府が五輪の観客数を決定する6月20日以前に感染リスクなどに関する専門家の意見を出す考えを示した。
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