NATO加盟の基準を満たすため、防衛改革を継続=ウクライナ大統領

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はNATO首脳会議の結果を受け、NATO加盟国と共通の基準をさらに満たすために、安全保障と防衛の分野で改革を続けると述べた。
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14日に行われたNATO首脳会議では、ウクライナとジョージアの加盟を支持し、改革を継続する必要性を宣言したものの、加盟の時期については言及されなかった。

ウクライナ大統領府のウェブサイトでは、ゼレンスキー氏の以下の言葉が引用されている

(ジョージアとウクライナの加盟が決められた:スプートニク日本編集部)2008年のNATO総会での決定を再確認するような論理的な決定について、NATO加盟国に感謝する。我々はNATO加盟国と共通の基準をさらに満たすために、安全保障と防衛の分野で改革を続ける。

同時に、ゼレンスキー氏はウクライナの加盟の可能性とその明確な日付を知らされていないと指摘した。

こうしたうえで、ゼレンスキー氏は次のようにアピールした。

ウクライナ東部で兵士が犠牲になり続けている中、ロシアの侵略に抵抗していることは、ユーロ大西洋空間全体の安全に対する大きな貢献である。世界の安全保障を確保する上でのウクライナの役割は適切に評価されるべきだ。

バイデン氏、ウクライナのNATO加盟に向けた行動計画の重要性を強調=ウクライナ大統領府
また、ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー氏は7月末にワシントンで予定されているバイデン大統領との会談で、NATOへの加盟問題を提起する予定だという。

一方、バイデン大統領はNATO首脳会議後の記者会見で、ウクライナのNATO加盟は、同盟の基準を満たし、汚職の問題を解決できるかどうかにかかっていると述べた

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