新型コロナウイルス

ニューヨーカーに期限切れの新型コロナワクチンが投与 米国

米ニューヨーク市のワクチン接種会場では、889人が使用期限が切れたファイザー社製の新型コロナウイルスのワクチンで接種を受けたことが分かった。ニューヨーク・ポスト紙が伝えている。
この記事をSputnikで読む

現地タイムズスクエアにある接種会場を運営するデビット・サビツキー氏が、ワクチン接種を受けた人々に連絡したことで明らかになった。

ワクチン接種の遅さが新たなコロナ変種の出現を引き起こすおそれ
サビツキー氏が接種者に送ったメールには、「投与されたワクチンは、承認された期間を超過して冷蔵庫に保管されていたことが判明した」と書かれている。

同氏は、投与された期限切れのワクチンによる健康への悪影響はないと説明しており、接種者に対し再度ワクチンを接種するように勧めている。

米国では以前、医療センターの職員がモデルナ社製の新型コロナワクチン約500回分を意図的にダメにした。その職員がワクチン57箱を冷蔵庫から取り出し戻さなかったことから、ワクチンの保存状態に問題が発生。約500回分を廃棄することになった。

関連ニュース

コメント