新型コロナウイルス

スロベニア保健省、コロナ終息を宣言

スロベニア保健省は16日、国内での新型コロナウイルス感染症の流行の終息を宣言した。ただしワクチン接種と一定の制限措置は継続されるとのこと。
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保健省の発表によれば、人口200万人のスロベニアにおいて、過去数日間の新規感染者数は112人で、死亡者は2人だった。また、欧米諸国で開発されたいずれかのワクチンを1回接種した人の数は76万9,248人で、2回の接種を終えた成人の数は55万1,906人となっている。入院患者の数は122人で、そのうち40人が集中治療室で治療を受けているとのこと。

イスラエル 屋内でのマスク着用義務解除 国内の規制ほぼ撤廃

保健省のTwitterアカウントでは、「16日、スロベニアは新型コロナによる感染症の流行の終息を公式に宣言するが、コロナ対策が完了したわけではない。ワクチンは重要な感染予防対策である。EU(欧州連合)の未来は、ワクチンに対する共通の価値と目的を持つ結束と協力の上に成り立つ」とするポクルカル保健相のメッセージが伝えられている。

スロベニアでは、屋内でのマスク着用が呼びかけられているほか、屋内施設における収容人数の制限やソーシャルディスタンスの遵守が求められている。また入国に際して隔離を義務付ける「レッド・ゾーン」対象国のリストは絶えず更新されている。

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