金正恩氏 国内の食糧問題について発表

15日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩総書記は、第8回朝鮮労働党中央委員会総会第3回全体会議で議長を務め、国内の食料状況が「緊迫」していると表明した。労働新聞が報じた。
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報道によれば、「同総書記は、特に現在、国民の中で食料状況が緊迫しており、それが農業部門が昨年の台風の影響で生じた被害から穀物の生産計画が達成されていないことに起因すると指摘し、全体会議としてこの問題の解決のために積極的な措置を講ずる必要がある」と表明した。

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金総書記によれば、国内の「主観的および客観的条件」は2021年はじめから悪化したが、しかし、経済全体は成長をとげており、そのことは、2020年の同期比で25%の改善が図られ、上半期で144%レベルに達した産業計画の超過達成が証明しているという。

金正恩総書記および総会参加者は、深刻なコロナウイルス問題の下での経済支援と国民の食料や衣料、住居への懸念について討議を行った。同総書記は、厳しい規律への最大限の意識と監視を維持する必要があり、感染症に対する措置を完璧に遂行する必要があると強調した。

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