18日未明、マドリッド市警察は通報を受けてマドリードのモラタラス地区にある民家に駆け付けた。通報した近隣住民によると、民家の窓から助けを求める女性の叫び声が聞こえたという。容疑者は警察の求めに応じて自らドアを開け、犯行を認めた。
警察は犯行が行われた自宅の客室で血まみれの女性を発見し、近くに落ちていたハンマーを押収した。
女性は病院に搬送されたが、間もなく死亡した。女性は81歳だった。
逮捕された夫は警察の取り調べに対し、「彼女はこの地区であらゆる男と関係を持っていた、私は後悔していない、彼女は自業自得だし、これでは足りないくらいだ」と発言した。
夫婦は40年以上、結婚生活を営んでいた。近隣住民らは夫が嫉妬深く、妻の行動を管理する傾向があるとし、夫婦間で起こっていたトラブルの責任は夫側にあると指摘している。
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