札幌の住宅地にクマ 自衛隊員など男女4人襲われケガ 丘珠空港にも影響

日本時間18日午前3時半頃、北海道・札幌市内の住宅地の路上でクマを目撃したとの通報があった。警察によると、クマは体長1.5-2メートルほどのオスで、その後、別の70代男性と80代女性がクマに襲われケガをした。クマは移動し、別の場所で40代男性、さらに40代の陸上自衛隊員が襲われケガをした。朝日新聞が報じている。
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同紙によると、住宅地で襲われた40代男性は胸の骨が折れる重症で、腕や足、背中にも傷を負ったという。70代男性と80代女性、自衛隊員は軽傷。

クマは同日午前11時過ぎに丘珠空港付近の茂みで猟友会のハンターらにより駆除された。

クマは午前8時前に陸上自衛隊丘珠駐屯地の敷地内に逃げ込んだ。駐屯地によると、クマは警備を担当していた男性隊員を襲い、左脇腹に裂傷を負わせたという。隊員は病院に搬送され治療を受けており、軽傷。

クマは駐屯地に隣接する丘珠空港の滑走路にも侵入。この影響で滑走路は一時閉鎖となり、函館発着と釧路発着の計4便が欠航となった。

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