新型コロナウイルス

モスクワ 「コロナフリー」飲食店、試験的に営業開始

モスクワでは19日から「コロナフリー」飲食店の営業が試験的に開始される。対象となるのは10-20店舗。モスクワのセルゲイ・ソビャーニン市長が自身のブログで発表し、コロナ関連の制限措置を今月29日まで延長することも告げた。
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市長令によると、レストラン入店の際に、18歳以上の客は「QRコード化された新型コロナウイルスワクチン2回目接種完了証明書」を提示しなければならない。QRコードは「国家サービス。ストップコロナウイルス」アプリで入手可能。18歳未満については、上記証明書を有する親あるいは法的代理人と同伴で入店することができる。

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また市長令では、飲食店側はQRコードのない客の入店を許してはならず、「専用の仕切りや点検場所を設ける」ことが義務づけられている。

試験的試みは29日まで行われ、その後も延長となる可能性がある。 

モスクワの新型コロナ感染者は18日午前の時点で、新規9056人が確認されている。感染拡大が始まって以降、24時間の増加率としては最多となる。

ロシア全国の新規感染者は1万7262人。コロナ感染症による直近24時間の死者は453人。

モスクワのセルゲイ・ソビャーニン市長は今週、首都の感染状況が急激に悪化したとする声明を発表した。市長によるとモスクワ人口の60%が免疫を獲得しているはずであり、状況は予測不可能な様相を呈している。これを受けてモスクワでは徹底した措置が始まっている。

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