中国の対北朝鮮貿易 半年で83.6%減少

中国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の貿易量は、1月から5月の間に年次ベースで83.6%減少し、5159万ドル(約56億8200万円)となった。18日、中国税関総署が発表した。
この記事をSputnikで読む

機関が発表したデータによれば、この5ヶ月で中国は北朝鮮に対し総額4445万ドル(85%低下、約48億9500万円)の商品とサービスを輸出した。北朝鮮からの輸入は60.9%減少し、約714万ドル(約7億8633万円)だった。

金正恩氏 国内の食糧問題について発表
5月に中国が北朝鮮に供給した製品の総額は271万ドル(約2億9860万)だった。これは前年同時期比で約21分の1となる。

北朝鮮からの前月の供給は、さらに少ない74万9000ドル(約8251万円)で、年間ベースで6分の1に減少した。

中国は北朝鮮の重要な経済パートナーであり、パンデミック以前は北朝鮮の総貿易取引の90%超を占めていた。2020年に両国の貿易量は80.7%下落し、5億3900万ドル(約593億7760万円)となった。

これは中国が製品供給を急激に削減(80.9%)し、北朝鮮からの輸入を減らした(77.7%)ことに起因する。

関連ニュース

コメント