新型コロナウイルス

日本 東大の研究でファイザー製ワクチンはブラジル株にも有効

東京大学の河岡義裕特任教授らの研究グループは、ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンがブラジルで確認された変異株(ガンマ株)に対しても有効であるとの研究結果を発表した。NHKが報じている。
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この研究グループは、ファイザー社製のワクチンを接種した人の血液に含まれる抗体がガンマ株に対してどの程度の効果を示すのかを調査。その結果、従来の新型コロナウイルスに対してとほぼ同じ程度の効果が確認されたという。

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この研究結果を受け、河岡特任教授は、ファイザー社製のワクチンはガンマ株に対しても効果が期待できることが確認できたと述べている。

ロイターによると、ブラジル政府は14日、ファイザーに対し、新型コロナウイルスワクチンを前倒しで納入するよう要請した。ブラジルは世界で2番目に新型コロナによる死者が多い。政府筋によると、この要請は、同国で遅れているワクチン接種のペースを上げることが狙いだと指摘している。

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