IMF 経済の「グリーン」化に消極的であることへの代償を明らかに

国際通貨基金(IMF)の職員は、今後10年間の地球温暖化を抑制するために、二酸化炭素の排出量に最低価格を設定することを提案した。同機関は、この方法で、個々の国々が経済の「グリーン」化に消極的であることへの代償を明らかにしている。
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IMFの報告書では、米国、中国、インド、英国、EU諸国、カナダに対し、3段階の炭素の最低価格を設定することが提案されている。その提案によると、先進国は二酸化炭素1トンあたり75ユーロ、高所得と低所得の発展途上国は、それぞれ50ドルと25ドルを支払う必要がある。

このような対策により、2030年までに世界の二酸化炭素の排出量を現在の平均値から23%削減することができ、気温を2度低く保つというパリ協定の遵守にも貢献することができるという。

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