IMF 経済の「グリーン」化に消極的であることへの代償を明らかに
18:37, 19 6月 2021
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国際通貨基金(IMF)の職員は、今後10年間の地球温暖化を抑制するために、二酸化炭素の排出量に最低価格を設定することを提案した。同機関は、この方法で、個々の国々が経済の「グリーン」化に消極的であることへの代償を明らかにしている。
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IMFの報告書では
、米国、中国、インド、英国、EU諸国、カナダに対し、3段階の炭素の最低価格を設定することが提案されている。その提案によると、先進国は二酸化炭素1トンあたり75ユーロ、高所得と低所得の発展途上国は、それぞれ50ドルと25ドルを支払う必要がある。
このような対策により、2030年までに世界の二酸化炭素の排出量を現在の平均値から23%削減することができ、気温を2度低く保つという
パリ協定
の遵守にも貢献することができるという。
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