米国人大学生を遺体で発見 容疑者拘束 ロシア

ロシアの予審判事は、米国人大学生キャサリン・エレイン・シロウ(34)さんが殺害された事件で、容疑者を拘束した。今月17日、シロウさんが行方不明であることがわかった。シロウさんは以前、米海兵隊に勤務し、殺害される前はロシアの大学に通っていた。
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調査によると、6月15日18時30分ごろ、シロウさんは家を出た後、何らかの車両(まだ明らかになっていない)に乗って露サマラ州ボルスキー地区のレクシノ村の方向へ向かった。同日、シロウさんは母親と電話で話し、見知らぬ人と車で移動していると伝えた。その後、シロウさんの所在がわからなくなった。

17日、シロウさんが行方不明だと報じられた。19日、シロウさんは遺体で発見された。シロウさんを殺害した疑いで、ボルスキー地区に住む1977年生まれの男が拘束された。男は、重大な犯罪および特に重大な犯罪の前科があった。男は捜査に協力している。有罪となれば、最大15年の禁錮刑が科される可能性があるという。

シロウさんは数年前、米カリフォルニアからロシアにやってきた。ロシアのマスコミによると、シロウさんは米カリフォルニア大学を卒業(デザインを専攻)し、2006年から2011年まで米海兵隊に勤務していた。2019年からニジニ・ノヴゴロド州のボールという町に住み、同州のN.I. ロバチェフスキー大学の修士課程で学んでいた。

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