米国、イランとの核合意について進展促す=米国務省

米国は、4月にウィーンで行われたイランとの核合意に関する交渉で果たした重要な進展を、さらに発展させたいと考えている。イラン大統領選でエブラーヒーム・ライースィー司法府代表が当選したことを受け、米国務省の報道担当者がコメントした。
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国務省の担当者は、次のように指摘した。

我々の対イラン政策は、誰が権力を握っても、米国の利益を追求することが目的となる。我々は4月にウィーンで行われたイランとの核合意に関する交渉で果たした重要な進展を、さらに発展させたいと考えている。米政府とイラン政府の核合意の再建について、同盟国やパートナー国と引き続き協議を行う。

また、同氏は「イラン国民は自由で公平な選挙プロセスにおいて、指導者を選ぶ権利を否定された」と非難した。


イラン大統領選 ライースィー氏が勝利
オーストリアの首都ウィーンで4月、イラン核合意の完全な形での継続に向けた当事国の対面会合が行われた

この会談で米国とイランは直接的に交渉を行わなかったものの、米国務省のネッド・プライス報道官によれば、イラン核合意への復帰に向けた取り組みについての理解は深まったという。

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