考古学者らが、沼で2000年前の革靴を発見

オーストリア北東部ニーダーエスターライヒ州の沼で、考古学者らが2000年前の革靴を発見した。学者らは革靴について、ぬかるみに足を踏み入れて脱げたのではないかとの見方を示している。英デイリー・メールが報じた。
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学者らは、同じく2000年前につくられたとみられる木造の道の近くでこの革靴を発見した。この道は、人々が沼を通過するために並べて敷かれたと思われる木の板で、道の近くでは古代の馬車の痕跡も見つかった。学者たちは、道のくぼみに沿って走っていた馬車が故障したのではないかと考えている。

​これらの品は、沼の酸性環境のおかげで良い状態で保存されていたという。ニーダーザクセン州政府のビヨルン・テュームラー科学文化相は「紛失してから2000年後に見つかった靴は、現時点においてニーダーザクセン州で最も古い靴であり、過去のきわめて個人的な証拠だ」と述べた。

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