露米の研究者、宇宙飛行士の脾臓摘出について議論

ロシア科学アカデミー生物医学問題研究所のオレグ・オルロフ所長は、「スプートニク」からのインタビューに応じた中で、現在、ロシアと米国の研究者らが、宇宙での長期滞在を行う飛行士らの脾臓を、飛行前に摘出する必要があるかどうかについて議論していると明らかにした。脾臓を摘出することによって、全体的な放射線被ばく量を減少させることがその理由である。
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オルロフ氏によれば、脾臓は血をつくったり、貯蔵したりするほか、免疫機能を持っているが、放射線の影響をもっとも大きく受ける可能性があるという。放射線は、たとえば、火星への有人飛行における最大の障壁となっているものである。オルロフ氏によれば、これに関連し、国際宇宙探査会議GLEX-2021では、ロシアと米国の専門家らが、今後、宇宙ミッションを行う飛行士たちの脾臓を摘出する意義について意見を交わしたという。

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オルロフ氏は、宇宙飛行士の「身体改造」は脾臓の摘出にとどまらない可能性があるとし、たとえばすでに、眼の水晶体を眼内レンズ(人工水晶体)に替えたり、宇宙線の影響により変形しアルツハイマー病を引き起こしうる脳の部分を予め治療しておくことなどの提案が出ているとも明らかにした。

米電気自動車大手テスラおよび宇宙開発企業スペースXの最高経営責任者であるイーロン・マスク氏が、CNNテレビからのインタビューに答えた中で、火星移住計画では大勢の犠牲者が出ると述べたという話題については、「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。

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