「約1800基の衛星の展開に成功しており、これらが軌道に乗り次第、スムーズなグローバルカバーが完成する。これは9月くらいになるはず」とショットウェル社長はマッコーリーグループの技術会議で語った。
今年5月、スペースXはスターリンク衛星54基に加え、Capella SpaceおよびTyvakの衛星2基を搭載したロケットの打上げに成功した。
ショットウェル社長によると、スペースXは今後、各国と通信サービス提供について合意するため規制当局との作業に入るという。
スペースX創業者のイーロン・マスク氏は今年5月、スターリンク計画のネットサービスにはすでに50万件以上の予約が入っていることを明かした。
スペースXは2020年10月にスターリンクのベータ試験を開始。ショットウェル社長によると、試験には11ヶ国のユーザーが参加した。参加者には機器一式(ターミナル、固定器具、ルーター)が499ドル(約5万5千円)で提供された。月々のサービス料は99ドル(約1万1千円)。
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